Compact-Life

30代共働きが注文住宅・狭小住宅を建てた記録と、そこでの生活雑記です。

きっかけと注文住宅に決めるまで

賃貸から出るきっかけ

以下の理由から、持ち家で住むことを検討するようになりました。

  • 入居していた社宅(会社保有)が1年後になくなる
  • 社宅が駅からバスで20分程度であり、駅から徒歩圏内に住みたかった
  • また、できれば(2人とも)通勤時間を短縮したかった
  • マンションだと自分や他人の騒音が気になる※
  • 結婚後に専門業者のライフプランニング(フィナンシャルプランニング)を受けており、そこで、幾らまでの住宅ローンを組んでも問題ないと分かっていた

※私と妻は就職してからアパート・マンション住まいであったことと、知り合いからマンション住まいの苦労をよく聞いていました。

ただ、持ち家というだけで注文住宅を建てることになるとは当時は思いもよらなかったです。

戸建てを探すも気になることが

通勤時間が短くなることと、住宅価格を考慮して首都圏の駅から徒歩10分圏内で戸建てを探すことにしました。

業者さんに内覧させていただいたり、環境把握のため実際に駅前に行ったりして、10戸以上の戸建て住宅を見ました。いずれも3階建てでした。

そのなかで、下記が気になりました。

内装が明るすぎる

当時住んでいた社宅の内装が和モダン風であったことがあり、(家を広く見せるための)明るい内装に違和感がありました。

窓を開けた隣の家が近すぎる

狭小住宅では仕方ないんですが、隣家と思いっきり窓が重なっていたり、昔からある家(往々にして古く、あまりきれいではない)のベランダなどが丸見えだったり。もう少しなんとかならなかったのかと思いました。

旗竿地に立っている物件が多く、そこ/隣接した家に住むとお互い気にしそう

車が見えない

大方の人は気にしないと思うのですが、車好き的には駐車している車が見える部屋がないのが気になりました。

駐車場に隣接している部屋って、大体風呂トイレだったり、納戸でも窓が小さかったりするんですよね。社宅(1F)ではリビングから車が見えていたので満足でした。

ちなみに、大した車ではなく、ただの大衆車に乗っています…

立地で気になったこと

駅の周辺を歩いていると子連れの家族も大変多く、道も広く、飲食店や公園や保育園も樹実していて大変良い場所だったのですが、洪水ハザードマップによると、荒川が近いこともあり、水害があった場合は2Fまで沈んでしまうことが判ったため、もう少し北で水害の心配がない(少なくとも家が浸水しない)立地を検討することにしました。

水害ハザードマップで想定されている水害は1000年に1度の規模ですので、受け止め方は人それぞれだと思いますし、懸念がある地域でも実際に住んでいる/新しく住まれている方々もたくさんいらっしゃいます。

私達は、私が防災関連の仕事をしていることと、妻が心配性なのでこのようになりました。

注文住宅にしよう

結局、下記理由から注文住宅でいく!ことにしました。

  • (戸建てで)気になったことが解消されている戸建てを探し続ける手もあるが、注文住宅ならば最初から解消できる。
  •  一般的に注文住宅は戸建てよりも高くなってしまうが、立地を見直したことで土地(坪単価)が安くなっていた。
  • 気になったことが解消さえすれば、他にこだわりはなく、一般的な戸建て並の仕様で問題ないので、コストアップを抑えられると思っていた。

また、予算はライフプランニングの結果から、5,600万円の家を買っても問題ないと出ていましたが、ワークライフのライフの方優先による収入ダウンも想定して、4,500万円としました。
果たして、まともな注文住宅が建てられるのでしょうか?