新居への引っ越し
費用、見積もり
20km圏内、2人暮らしの家財(冷蔵庫、洗濯機、レンジ、ソファ、リビングテーブル、こたつ、テレビ、パソコンデスク、布団、自動車タイヤ含む)の引っ越しで、97千円(税込)ほどでした。常に使いたいパソコン(モバイル)、ゲーム機は自分の車で運びました!
会社紹介業者(アート引越センター)を使ったら17千円の割引がありましたが、他のキャンペーンでも同程度の割引がいただけるのかもしれません。
100千円以上かな…と思っていたのに対して安かったので、相見積もりは取らず、見積もりをいただいたその場で発注させていただきました。
ちなみに、見積もりは引っ越しの2か月前に取りました。
荷造り、搬出、搬入
ダンボール、お皿ケースを事前にいただいて荷造りをして、引っ越し当日は作業員の方が持参したハンガーボックスにハンガー掛けの服を入れて、搬出いただきました。
近距離引っ越しだったこともあり、同日搬入・搬出をしていただけました。
また、搬出・搬入ともに、壁などに傷が着かないように養生いただき、作業もとても丁寧かつ迅速にしていただけました。ありがとうございました。
ダンボール回収
開梱が終わったダンボールは後日、有料(3千円(税込))で回収してもらえました。
地鎮祭、ご近所挨拶
地鎮祭
地鎮祭をお願いする神社は、ハウスメーカーさんが建てた家ではお願いするところが多い方に、ハウスメーカーさんを通じて手配いただきました。
また、初穂料(玉串料)の目安についてもハウスメーカーさんに教えていただき、のし袋もハウスメーカーさんに用意いただきました。
地鎮祭自体は、神主さんの指示に従って手順を踏んで、30分くらいで終わりました。感謝。
ご近所挨拶
地鎮祭のあとは、ハウスメーカーさんの営業さんと現場監督さんと一緒にご近所挨拶回りをしました。
デパ地下で買ったおせんべい詰め合わせに「ご挨拶」のし紙を着けて、2軒両隣、裏手、向かいの並び3軒に配りました。
その日にお渡しできなかったお家もありましたが、家建設の進捗を毎週末見に行っていたので、その時にお渡し完了することができました。
また、棟上げの際に上棟式を行うこともあるそうですが、我が家では無かったです。
設計(間取り決定まで)
お願いしたハウスメーカーさんは、一級建築士の方が間取りの提案から設計まで行う体制でした。
先ず建築士さんに(予算と)要望をお伝えします。要望の方は、今まで多くの戸建てを内覧してきた中で考えていたのと下記リストで整理していたため、ブレない感じでした。
間取り要望チェックリスト
★ 車は : 1Fの書斎から見えるように
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キッチンは : I型
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キッチンは : 壁付け
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バス、トイレ、洗面は : 分ける
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洗濯機、干し場所は : 離れていてもいい
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洗濯物は : 室内で干せたほうがいい(浴室乾燥可)
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リビングは : 2階(インナーガレージなら)
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階段は : リビング内、独立のどっちでもいい
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リビングの採光は : できれば2面
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出入口は : インナーガレージなら2
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玄関収納は : (土間収納、靴箱型の)どっちでもいい
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畳スペースは : 和室(リビング一部でも可)
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部屋数は : できれば4部屋(5帖)
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収納は : できれば各部屋に+共通収納
初期の間取り図面と変更
要望をお伝えするとすぐにイメージ図を書いていただけました。
今の予算・建坪ですと、(これが注文住宅にした理由の大きなところではあるのですが、)インナーガレージの車が1Fの書斎から見えるようにした場合、1Fは玄関、ガレージ、書斎、トイレ、洗面台、風呂を置くしかなく、自由度がないパスルのように残った2Fはリビングと寝室にして、3Fで個室を2部屋取るという感じでした。
ただ、そういった制約の中でできたイメージ図は、収納も十分で玄関も広い素敵なもので(ありがとうございます!)、下記の変更をお願いするだけで済みました。
- (今の家で便利なため)リビングと寝室をドアで繋げる
- 帰ってきたらすぐ洗面台を使えるようにドアは無くす
- 洗面台と脱衣所(洗濯機置き場)の間にドアを着ける
- 遊べるように3Fバルコニーを広く
お悩みポイント:トイレの数
狭小住宅でも、在宅勤務で複数人が家にいる機会が多いことと、家族が増えたことも考えてトイレは2つにすることにしました。
初期の間取り図面では最初から1Fにトイレがありましたが、2Fの物置はトイレに替えて、2つにしました。
実際に住んでみた感想ですが、やはり3F建てなら2つあった方が良いと思いますし、(そうそうないと思いますが)家族がコロナやインフルになった時は尚更、2つあった方が良いと思いました。
事前に少しでも考えてみること
結局、私たちは「車が見える書斎」のせいで間取りの制約が多く、ほぼ悩むというか選ぶ余地がなかったのですが、そうではない人は事前に要望(と優先度)を明確にしておくと、間取りで悩むことが少なくなるのかなと思いました。
*1:
★の他1〜12は、どっかの本で読んだチェックリストをアレンジしたものですが、その本を思い出せたら/見つかったら追記したいと思います。
外構
外構は家とセットではない
注文住宅を購入する上で、「そうなの!?」ポイント2です。
家って周りに砂利かコンクリートを敷いて、かつ庭には芝生をはやした状態で引き渡されるものだと思っていたのですが、注文住宅は違うんですよね。
家の周りは土むき出しの状態で引き渡されるため、外構工事は家の契約とは別で結び、手配する必要があります。コンクリを敷かないと車を停めることもできないです。
業者選定
よって外構工事は、好きな業者を選定できるのですが、住宅メーカー紹介の業者で進めれば、支払いも住宅メーカー宛で一本化できるのと、きちんとやってくれる業者さんなのか?心配する必要がないので、住宅メーカーさん紹介の業者さんで進めることにしました。
あと、実際にやってみてわかったのですが、住宅メーカーさんより、家本体にダメージがないように+見栄えが悪化しないよう外構工事業者さんに指導?アドバイス?いただけるので、私的にはメリットが大きかったと思っています。
実際、外構の方も問題は何も起こっておらず、とても気に入っているので、工事業者さんにもハウスメーカーさんにも感謝です。
デザイン+見積り
外構は最低限で十分だったので、内容は駐車スペースのコンクリートと玄関への階段、郵便受け宅配ボックスだけでした。
あらかじめハウスメーカーさんを通じて外構業者さんには必要なもの、イメージを伝えてあったので、初回の打ち合わせでデザイン案的なものは頂けました。あとは色や銘柄を決めるだけになっていましたので、土日しか時間を避けない私達にはありがたかったです。
コンクリートにはインターロッキングでブロックを入れるかの選択があり、エスビックのオールラウンドにしてもらいました。
これで費用は50万円でした。普通の家ですと、「外構 100万 どこまでできる?」らしいので、狭小住宅で安く済んだと思うべきなのでしょうか。
宅配ボックス
郵便受け、宅配ボックスはリクシルの一体型「スマート宅配ポストTA」にしました。デザインも使い勝手も良く、大変気に入っています。
宅配ボックスはたまに床直置きのものを見かけますが、私たちも宅配業者さんも屈むのが大変そうだなと思っていたので、丁度いい高さに設置できるものがあって良かったです。
宅配ボックスの容量も大きく、アマゾンで買った米5キロや2Lペットボトル6本入理の箱が入りました。(2箱も入るそうな)
通信機能付きのものもありましたが、仕事中に鳴ってもどうせ出れない/見れないので、通信機能なしのものにしました。
例え在宅中に宅配が来ても出ることはできないので、宅配ボックスは本当に設置してよかったと思います。
インナーガレージ
インナーガレージの土間コンも外構業者さんに、外構のものと一緒にやっていただきます。私たちの場合は、何故かハウスメーカーの工事見積もりにインナーガレージの土間コンも入っていたので、あとでその分をマイナスしてもらい、二重払いにならずに済みました。
水道
立水栓と水栓パンを着けるかですが、使う場面が思い浮かばなかったのと、スペースを取るのが嫌だったので、水栓は埋込み型の散水栓にしていただきました。
実際、外で水を使うのは洗車くらいなので、何も不便はしていませんし、家+外構で見たときにすっきりしてよかったと思います。
追加のブロック塀
家の周りの土とガレージ横には高低差があるので、土留めをしないとガレージ側に土が流出してしまいます。流石にブロック塀はDIYできないなと思ったので、外構業者さんにお願いしました。これは外構の別料金で5万円でした。土地が狭くて良かった!
土地の特性によって追加工事が必要になることがあり、往々にしてその分はハウスメーカーさんに算出いただく全体概算見積もりには入っていないそうなので、注意が必要だなと思いました。
家の周り(非駐車場)の土
家の周りの土は放っておくと草が生えたり、雨が降ったときに家の基礎や外壁に泥が跳ねてよろしくないのですが、当時はコンクリート敷にすべきか砂利敷にすべきか、はたまたレンガチップ敷きにすべきか決められなかったので、土のままとしました。
ここはちょくちょく運動がてら、春秋にDIYで防草シート砂利を敷いています。家の外周(20m未満)全部やっても資材費で3万円かからない見込みです。(業者さんに頼んだら幾らかは不明)
追加費用(90万円)
家づくりで追加費用は掛かるもんだ!と周りの方から聞いていたので、コストダウンしつつ備えていたのですが、我が家ではハウスメーカーさんによる当初概算見積もりから下記の追加費用(計90万円ほど)が着工後にありました。私たちは比較的少なく済んだ方なのか!?
総額から見た比率的には昔々の消費税以下の差ですが、コストダウンで備えていなければ危なかった…
地盤改良工事
コンクリートを流し込む工法を想定していたのですが、コンクリートミキサー車が半日くらい道路を封鎖してしまい、近隣にお住まいの方がお車を出せなくなってしまう!
ということで、施工用の機械が敷地から外に出ない/出ても移動が容易な、鉄の杭を打ち込む工法に変更になりました。
変更理由として、近隣にお住まいの方のお出かけ頻度が想定よりも多かったため、だそうな。
入居前からご近所配慮と、将来家を手放す際(手放したくないですが)は杭のほうが除去しやすく、かつ鉄スクラップとして値もつくので、変更を受け入れました。
この工法変更で当初30万円から+50万円となりました。
外構工事
当初見積もりは20万円でした…実際は+35万円。スマート宅配ポストを入れなかったとしても、20万円は無理感。
エアコンルーバー
家の周りにおいた室外機が敷地境界の塀/バルコニーの内壁に近く、室外の熱気/冷気が籠もってしまい冷暖房効率が落ちるということで、ダイキン純正の室外機ルーバー上向き(風向調節板)を室外機4つに着けることになりました。これで+5万円。
狭小住宅のバルコニーは大体狭いし、敷地境界に寄せるものと思うので、これは実質必須なのかなと思いました。
給湯器上方排気カバー
これも隣家が近いので着けた方が良いですよということで着けました。これも実質必須ですねえ。これは+6千円。
ご近所配慮の他に、給湯器の排気口を風雨から守り、給湯器の故障や腐食を防ぐこともできるそうな。
キッチン
壁付け型
戸建てを含めて新築ではほぼ対面型しか見たことがないのですが、我が家ではリビングが狭いので壁付型になりました。住んでいた社宅も対面型だったからねえ。大きさは狭小住宅でも、標準の2550型です。やはり広くて良かったです。
タカラスタンダード
質感が気に入ったホーローのタカラスタンダードのものにしました。確かに汚れが落としやすい+傷つきにくいです。あと磁石も付きますし。↓のようなものを使っています。
上面は人工大理石で、シンクはステンレスです。
シンクは広くて(今のところは)汚れが落としやすくていいです。
下記のように分岐水洗を着けたのでタッチレス水洗にはできませんでしたが、別に不便は無かったです。あと、伸びる蛇口はシンクの掃除のときに便利です。浄水機能は使ってないです。
色は赤と迷いましたが、インテリアへのマッチを考えてクリーム色に落ち着きました。存在感がない感じになりますね。
収納たくさん
収納については、ラーメンやインスタント食材、食器が全部キッチン下に入って良いです。我が家はビルトイン食洗機をやめているのでなおさら余裕があります。
さらに吊戸棚も付けて、そこにはキャンプメインで、たまに家でも使う調理器具や食器、私しか飲まないコーヒー、お酒、月一回しか使わないブラーバなどを入れています。
色のおかげと思いますが、吊戸棚があっても圧迫感は感じないですし、何よりも狭い家に収納が増えるのはありがたいです。
卓上型食洗器
卓上型の食洗機(アクア)も一緒に新居に引っ越しました。捨てるのはもったいないのと、純正のビルトイン食洗機って小さいと聞いていたので。
そのために、シンク左にスペースがあるキッチンを選んでいます。
その分、シンク右の作業スペースが通常よりも狭くなりますが、前の家よりも広くなり十分だそうです。
あらかじめ食洗機の寸法を測っておいたので、ぴったり収納できました。食器をシンクで軽く流してから、食洗機に入れるのもやりやすいです。
分岐水栓はオプション注文して新品キッチンの一部として取り付けられた状態で引き渡しを受けることができました。
純正からの費用プラスマイナス
キッチンの費用は純正仕様から、食洗機レスでマイナス3万円、分岐水栓でプラス2万円、吊戸棚でプラス3万円で、計プラス2万円になりました。
タオル掛け
後でタオル掛けは通販で買った純正品を、好きな場所につけました。
こういうのって実際に使い始めてみないと、要否と使いやすい場所がわからなかったです。
都市ガスになって嬉しい
我が家はガスです。プロパンから都市ガスになってガス代はだいぶ(ほぼ4割減)安くなりました。